関谷都さん(OL)

主イエス・キリストを信じ受け入れてから、私の生活はどのように変えられたか?

私がバプテスマを受けようと決心したきっけかは、ある姉妹の死でした。その方とは生前仲良くさせて頂いた時もありました。ですが、ある日突然の訃報を聞いてびっくりしたのです。そして仲の良い姉妹から、「彼女は生きている間、主の思うようには用いられなかったかもしれない、また自分の思うように事が運ばなかったかもしれない、でも今はその全てから解放されてイエス様の元にいるんだよ」と。私はその言葉を聴いた時、ある思いが湧き上がりました。その姉妹はどうだったのか本当はわからない、でも私はこの世で、この世で生きている間に、ハッキリと主に用いられたい、用いられる器になりたい、と思いました。そしてひとつの御言葉が与えられました。マタイ6:33 「だから神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすればそれに加えてそれらのものは全て与えられます。だから明日のための心配は無用です。明日のことは明日が心配します。」・・・ 私は自分の思いを全て捨て主に従う決心をしました。ハワイでバプテスマを受けたいと思っていた事、経堂集会には加わりたくないと虚勢を張っていた事、なぜ経堂集会に集うように主が導かれた理由がわからない等々・・・。それらを全て捨てて経堂集会でバプテスマを受ける決心をしました。自分の中ではとても大きな決断でした。 ですが、決心はしたもののそれを集会の責任者に伝えなければならないという仕事がまだ残っていました。いつ言おう、いつ言おうという迷いが生じて来ました。「よし、言おう、これでいいんだ」と思う時もあれば、「やっぱり私にはそんな勇気はない、言ってしまってから後悔したらどうしよう」としり込みすることもあり、一日ごとに朝に夕にその決断は揺れ動きました。そして自分で期日を決めました。来週の日曜日、必ず集会の責任者に言おう、と。そして2009年3月1日、長老のお一人にその事をドキドキしながら伝えました。全部次第を説明し、こんな思いで決断したものですが、受け入れて頂けますでしょうか?と。責任者の方は「おめでとうございます」と言って受け入れて下さいました。私自身も、その事が言えた事にほっとし、また自分でもびっくりしたのが、一歩踏み出してみたら、、その事を後悔するどころか、ああ、言って良かった、もっと早く言えば良かった、早くバプテスマを受けたいという、100%前向きな思いになれた事でした。 その同じ3月にバプテスマを受けられる姉妹がいました。私は彼女のバプテスマ式を一番前で見て、「次は私なんだ」と内心心を躍らせていました。私のバプテスマ式はいつになるんだろう?と。

ところが、信仰告白をしてから4年、色々な試練を経てやっとやっとここまでたどり着き大きな決断をしたと思っていたところへ、またも晴天の霹靂が起きました。経堂集会では今度からバプテスマを受ける人は約一年間聖書に対する教理の勉強等をしてからバプテスマに進むという決まりでした。なんで?なんでそうなるの?今まで散々バプテスマを進めてきたのは経堂の集会の方々ではなかったですか?拒み続けている私に、「明日イエス様がきたらどうするの?」といい続けてきたのは集会の方ではないですか。私には信じられませんでした。他の方がどうなのかは存じませんし、今度からそういうシステムになるというのも責任者の方々が決めた事でそれは良いと思います。ですが、この4年もの間色々な方と何冊もの本で聖書の学びをやってきた私にさえも、その学びに入って一緒に勉強しまた一から出直せというこの扱いが、私には本当に本当に信じられませんでした。なぜ私が10代のクリスチャンホームの子達やまだ信仰をもって間もない方々と一緒くたにされて、まるで初心者であるかのように扱われなければいけないのか、なぜ求道者でもないのに求道者会という名前なのかという事も私の自尊心を傷つけました。長老・責任者の方々の中で私については誰一人も疑問を持つ人はいなかったのかと思うと、またここで経堂集会にたいする疑問や不満が出てきました。やはり私の信仰は経堂集会の責任者の方々に一ミリも認められていないんだな、いなかったんだな、と思ったら、怒りの気持ちを通り越して、がっかりし、とても哀しい気持ちになりました。本当に自分は自分が思っていた以上に何一つ誰一人認めてくれていなかったのかと思うと、また情けなく惨めな思いがこみ上げてきました。つい先日までのバプテスマに対する気持ちはなくなってしまいました。私はここまで来て、「今度こそ本当にもうダメだ」と思いました。とてもではないけれどそんなシステムに参加する気にはなれない、という事は私は一生バプテスマを受けられないとさえ思いました。とにかく私はその一からの学びには出るつもりはない、と言い張りその気持ちを変えるつもりもなく反抗していました。学びが始まるまでずっとそんな気持ちでいました。 (14ページへ続く)

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