聖書通読箇所:Ⅰ列13:33-14:31、エレ24-25章、コロ2:8-3:4
彼らは、イエスを引いて行く途中、いなかから出て来たシモンというクレネ人をつかまえ、この人に十字架を負わせてイエスのうしろから運ばせた。ルカ23:26
シモンは、一番最初にキリストのために十字架を負う栄誉を授かった人でした。イエスは、ご自身のすべての弟子たちに、「自分の十字架を負って、わたしについてきなさい」と熱心に語っておられます(マタイ16:24)。十字架を負うとは、自分を否定し、「自分はキリストと共に死んだ」ということを認めることです。天で冠を受ける者たちは、かつて地上で十字架を負う者だったのです。シモンのように、十字架を負う期間は、永遠の利得に比べると、非常に短いものです。キリストの十字架を今日覚えて、それを負いなさい。-MiltonHaack
私は、木にかかっているお方を見ました。苦しみと血の中におられました。そのお方は、十字架の近くに立っていた私に、力のない目を向けられました。私の良心は、自分が罪あるものであることを感じ、認め、そして、私を失望の中へと落とし込みました。私は、自分の罪がキリストの血を流させ、キリストをその木に釘づけにしたことを見たのです。 -J.Newton