聖書通読箇所:創25章、ヨブ31章、マタ13:24-43
エリシャは彼に言った。『安心して行きなさい。』そこでナアマンは彼から離れて、かなりの道のりを進んで行った。 Ⅱ列王記5:19
ツァラアトがきよめられ、イスラエルの神を自分の神として宣言した後、ナアマンはエリシャにいささか異例の事柄を述べました。二頭の騾馬に乗せられるだけのイスラエルの土を、シリヤへ持って帰りたいというのです。そうすれば、主のためにささげものをするときに、「聖なる地に立つ」ことができるというのです。また、彼は、リモンの神殿で(主君が拝む際に自分の腕に寄りかかるため)、身をかがめてしまうことに関して、あらかじめゆるしを求めました(18節)。もし、私たちがエリシャの立場であれば、なんと多くの者がすぐに、こうした信者を「矯正しよう」と思ってしまうことでしょう。しかし、エリシャはそうではありませんでした。彼は非難することも、進んで賛成することもありませんでした。ただ単に、「安心して行きなさい」と語ったのです。ときに、若いクリスチャンのうちに見られる未熟な考えに応える場合があります。そういうときこそ、神ご自身が エリシャのような恵みと洞察力を私たちに与えてくださいますように。 -S.Thorpe
あなたが知恵に富んでおられるので、私は知恵に欠けることはありません。 ただあなたを除いては、どのような教えも懇願しません。 -HoratiusBonar