聖書通読箇所:創26章、ヨブ32-33章、マタ13:44-14:12
感謝をささげて後、それを裂き、こう言われました。『これはあなたがたのための、わた しのからだです。わたしを覚えて、これを行ないなさい。』 Ⅰコリント11:24
「行う」ということは、何かに関わっていく「能動的」な行為です。象徴(ここではパ ンと杯)そのものは、ただ何かを表すという役割でしかありません。それで主の聖餐式において、主イエスは、恵みのうちに「行う」ことを強調されました。確かに、二つの象徴は、尊いものですが、事の本質ではありません。ではなぜ、「これを行いなさい」と語られているのでしょうか?その理由は、それを行うことが、私たちが主を覚える確かな助けとなるからです。主は、私たちが、今は喜んで愛してはいるけれども、しだいにその思いは薄れ、忘れていくということをよく知っておられたのです。尊い晩餐それ自体が目的ではなく、十字架での主の死のうちに、主を覚えるための助けとして、これを定められたのです。あなたはこの記念の祝宴を、あるべき姿で愛していますか? -MarkFenn
ただのパンであり、ただのぶどう酒ですが、しかし、信仰の目には荘厳なしるしです。天的な神聖なるしるしです。主よ。私たちはあなたに感謝をささげます! -HoratiusBonar