聖書通読箇所:Ⅰサム21-22章、イザ61章、ロマ6:1-14
ロトがアブラムと別れて後、主はアブラムに仰せられた。「さあ、目を上げて、あなたがいる所から北と南、東と西を見渡しなさい。」創世記13:14
創世記には、「アブラムが目を上げた」という記録が3度出てきます。各々、主のご命令に対しての応答として記録されたものです。まず、この箇所で、神は彼を引き寄せ、約束の地を見せました(13:14)。次に、不道徳なソドムへのさばきに関して、彼は主と親しく語り合い、そのさばきについて理解させました(18:2)。最後は、モリヤ山上においてでした。彼が目を上げたとき、つながれている雄羊、すなわち、身代わりのいけにえとして与えられたキリストを見ました。主は、私たちが苦悩に沈んでいるとき、私たちの頭を上げてくださいます(詩篇3篇)。しかし、主は、無理やりそうなさることはありません。私たちの側の信仰が必要なのです。信仰がなければ、神を喜ばせることはできませんし、神の約束を知ることはできません。神との交わりを楽しむことはできませんし、神の救いを知ることもできないのです。 -WarrenHenderson
主に留まりなさい。そうすれば、こころは祝福であふれるでしょう。主に留まりなさい。そうすれば、彼の約束が完全な平安と休息をもたらすことを見出だすでしょう。 -F.R.Havergal